見つめる前に夢の中です

私は自分の感情や自制心のコントロールを上手くできるようになりたくて呼吸法を学び始めました。

直接の動機はそうなのですが、あわよくば浪人生の息子に何かの良い影響を与えることができれば、という期待も少しだけ持っていました。

でも息子は理論派で、呼吸法を受け入れるかどうかは未知数でした。
　

2週間ほど前、眠れない夜に数える呼吸をやるとすぐに眠れるという経験をして、嬉しくて家族に話したことがありました。

講座でもこれを報告したのですが、さらに眠れる呼吸法として紹介していただいたのが見つめる呼吸でした。

自分で早速当日の夜布団に入って実践しました。

頭を見つめて一呼吸、目を見つめて一呼吸すると、もうその後の記憶はありません。

翌日から何回やっても、二呼吸よりも先に進めないほどの催眠効果です。
　

さて、あまりにもよく眠れるので、また家族に話してみました。

その時に分かったのが、以前から寝付きが悪くて困っていた息子が、私の話を聞いてから、自分でも数える呼吸を実践していたということ。

すでに彼の不眠は改善していましたが、さらに見つめる呼吸を紹介してみました。

数日後に尋ねてみると、やはり見つめる呼吸を実践しており、「いつまで経っても首から下に行かへん（笑）」と嬉しそう。

やっぱり親子、似ているのは私も悪い気はしません。

難しいと言われる年頃の息子ですが、こちらがしつこく勧めなくても自分から実践してくれたことがまずとても嬉しく、さらに何かと悩み多き浪人生である彼の役に立てたことも嬉しかったです。
　

ちなみに見つめる呼吸は、私の場合寝る前にやると見つめる前に夢の中です。

眠くないときにやる、座ってやる、あと身体を大きなパーツで見るようにしています。