呼吸で切り替える

呼吸の大切さは、これまでもヨガのクンバカやアンドリュー・ワイル博士の呼吸法を通じて
体感していましたが、更にバリエーションのある呼吸の種類を学べることが魅力でした。

私の困った傾向として、頭であれこれ考え過ぎる、考えが止まらない、
頭が思考で一杯なのにさらに詰め込む、という所があります。

呼吸法によって少しでも頭の空回りを止め、
静かに「今、ここ」に集中出来るようになりたいと思いました。

日頃学んでいるエネルギー心理学では、「マインドの影傾向に自分が乗っ取られる」
という表現をしますが、私にとってエネルギーが奪われるような事象が起きた時こそ、
それにエネルギーを奪われないようシッカリ意識的になる事が大切です。

マイナス感情が自分の中に湧き上がってきた時、深くフーッ！と息を吐く。
ゆっくり深い呼吸を繰り返す。
これだけで私の中から奪われるエネルギーを随分食い止められると感じます。

また、同時に気持ちがスッと落ち着くのみならず、
深い呼吸でマイナス感情を吐き出し、体の隅々まで酸素が行き渡るように
吸う息で、私はプラスのエネルギーで満たされます。

しんどい気を吐き出し、新鮮で生き生きした気を入れる。
エネルギーの入れ替えを具体的に呼吸によってこそ出来ると感じます。

呼吸を意識してやっている時は、堂々巡り思考も止まり、胸のあたりが楽になり、
緩やかに、でも確かに体に力がみなぎってくる体感があります。

集中力と自制心を鍛える数える呼吸、緊張を解きほぐしてくれる緩める呼吸は、
私の日々で大切な心を整えるツールです。
いつでもどこでも、すぐに簡単にできるので、私の気持ちを切り替えるリセットボタンです。

これからも、マイナスの気は素早く体内から吐き出し、新鮮なエネルギーを取り入れる手段として、
学んだ呼吸法を使っていきたいと思っています。