お名前:菅 美和子さん
私は、緊張状態や、不安を感じると、肩に力が入り、呼吸が浅くなってしまう。
また、こういった状態になると、気持ちが不安定になり、イライラする事もあり、周囲に目を配れなくなる事が多くあった。
この状態を改善したく調べている時、呼吸法という言葉に出会った。
緊張すると、肩に力が入り、常に肩が上がった状態になっていた。
まずは、ゆるめる呼吸で全身の力を抜く呼吸を行なった。
息を吸い込みながら肩と首に力を入れ、その後、野太い声を出しながら息を吐ききる。この時、発した声で身体を響かせる。
お風呂に浸かるイメージをすると声が出やすくなった。
何度か行なう内に力が抜けていき身体が軽くなった。
また、声が身体に響くことが面白くなり、響かせることに集中し、楽しくできた。
ゆるめる呼吸の後に数える呼吸を行なうと、より深い呼吸ができるようになり、雑念もうまく受け流せるようになった。
私と同じように緊張状態になりやすい友人に、ゆるめる呼吸を伝えたところ、「肩の重みが消えて楽になった」と伝えてくれた。
また、子育てにおいて、子どもの言動にイライラしてしまい、怒ることが度々あったそうだが、怒る前に一度大きくゆるめる呼吸を行なうと、冷静さを取り戻せ、子どもの話が聞けるようになったと伝えてくれた。
私自身、呼吸法を継続していて、家族からは、「以前は、何かトラブルがあると、すぐにイライラした様子だったが、最近では穏やかに話し合える事が増えた」とフィードバックを受けた。
感情的になる事が減ったのは、自分でも感じていたので、とても嬉しく思った。
自分が学んだ事を周囲に伝えたことで、自分が体感したことが共有でき、呼吸法が一層楽しいものになった。
今後も繋げていきたい。