お名前:荒川 仁美さん
「呼吸法」という言葉を知った時に、「呼吸」とはなにが違うのか考えてみた。
「呼吸」は生きるために自然に行っている行動である。
意識して行うわけではないし、誰もが「呼吸」をしなければ生きていけない。
「呼吸法」は、わざわざそれを意識することで、カラダが健やかになったり、ココロが穏やかになったりするという。
自然の生き方を意識することで、自分が変わる?息を意識する、それだけで?
「じゃあちょっとやってみようかな?」それが、実践しようと思ったきっかけになった。
今、「ゆるめる呼吸」「数える呼吸」「歩く呼吸」「見つめる呼吸」の四つの呼吸法を、毎日実践している。
朝、起きた時に「ゆるめる呼吸」「数える呼吸」でリラックスと集中を実感する。
通いなれた通勤途中は、「歩く呼吸」でリズムを取りながら、今日一日のスタートのために頭の中をすっきりさせる。
そして、一日の終わりに「見つめる呼吸」、ゆっくりと頭、目、肩、お腹、足などのカラダの一部位ごとをイメージしながら一呼吸を重ねていく。
ココロが穏やかになり、カラダが自然にほぐれていく。
私はこの呼吸法を寝る前にするようになってから、朝の目覚めがとても良くなったと感じている。
朝の目覚めが良くなると、一日のスタートがとても気持ち良いものになる。
すると朝の旦那さんとの挨拶がなんだか楽しくなってきた。
笑顔になって、「おはよう」が言える。彼も、それにつられて「おはよう」と笑顔を返してくれる。
私が呼吸法を実践することで、彼の朝の時間やココロまで穏やかになってきている。
そして、身近な人が笑顔になるきっかけが、私の実践している呼吸法にあると思うと、とても嬉しい。
これから「呼吸法」を伝えていきながら、実践する人や、実践する人の身近にいる人に「笑顔」をつなげていく、そんな私になれることを目指して頑張っていきたいと思う。