お名前:michiyo-nさん
呼吸法を実践しようと思ったのは、運動のために始めたヨガの学びの中で 呼吸と姿勢の大切さを実感したことからです。
呼吸法を実践することで、集中力を身につけてゆとりのある日常生活を送りたいと思いました。
自分自身が満たされたゆとりのある生活を送ることで、家族にも共有することができ、実践の方法を伝えていけると思います。
私の母は、精神的ダメージからくる食欲不振、体重減少、外に出ることが苦痛で、ほとんど家で過ごしています。
体を動かさないので代謝が落ちて呼吸も浅く、夏でも「手足が冷える」といっては厚着になりますが、改善されません。
何より辛いことは、あれこれと心配なことを考え続け、不安感から抜けられないようです。
「何とかしたい 元気になりたい」と言うので、心身の緊張を緩めながら体調を取り戻して行く練習として、呼吸法を一緒にやってみようと提案しました。
ゆるめる呼吸で力を抜いてリラックス、数える呼吸で心配事が浮かんでも無理に否定せず、受け流す練習を行いました。
ゆるめる呼吸は、気に入ったようでスムーズにできましたが、数える呼吸の途中でほかの作業を始めたり、雑誌を動かしたりして、呼吸法をしていることを忘れ、再チャレンジ。
そのたびに「また忘れた」と言いながら声を出して笑い、たくさん呼吸の練習をしたので、顔が赤らみ汗をかいていました。
「一瞬でも不安感から抜け出せて楽しかった」と言っています。
呼吸法の効果も感じたそうです。
私も 久しぶりに声を出して笑う母を見て感動しました。
翌日から朝・昼・夕にゆるめる呼吸、夜に数える呼吸を始めたそうです。
時々昼間に外へ出て体を動かしながらゆるめる呼吸をすることもある、と報告を受けました。
呼吸法を共有することで共に前へ進むことができました。
これからももっと深く呼吸法を学び習慣化することで、ゆとりのある生活と豊かな心を持ち、周囲にも伝えていきたいと思います。