お名前:渡辺 大輔さん
私は、自分の経営者としての力量不足を補うひとつとして、また5人家族の長として、妻や息子たちに良い夫、父親に成長していくためのひとつの手段として、以前から興味があった呼吸法を体得したいと考えました。
現在、毎朝起床してすぐに数える呼吸を行い、頭をからっぽにして真っ白な状態で一日をスタート出来ており、また会社では極力、歩く機会を増やし、歩く呼吸によってリズミカルに呼吸してメリハリをつけてウォーキングするよう心掛けています。
私は自分の役割のひとつとして、社員や家族に対し、適切な方向に導き、本人たちを納得して行動させることがあると思うのですが、なかなかこれが難しく、つい感情的になってしまうことがありますが、特にゆるめる呼吸をする、またはそれをしようと意識することによって、自分の心をまずフラットに落ち着かせてから言葉を発したり、行動を起こすようにしています。
それによって、社員や家族にどう伝えれば理解してもらえるのかを考えていくようになった意識があり、また余裕をもって対応していく心掛けのおかげもあってか以前より社員間のコミュニケーションがとれ、円滑に仕事が回ってきているように感じます。
やはり会社がまた社員が生き生きと働く環境を提供することも自分の大きな役割であると改めて実感しています。
また家の中でもむやみに怒ることが少なくなってきたので、喧嘩をする回数がかなり減って、楽しい時間が増えました(笑)
妻や子供たちも喜んでくれています。
会社でも家庭で長となる人間はその周りからいつも厳しく見られているので、自分を律して感情を上手にコントロールしていくのに、呼吸法は大きな役割を占める大切なツールとなって、自分を成長させてくれるものだなと実感している毎日です。