お名前:宮脇 宏之さん
講師:荒川 仁美
仕事が面白くなく、少しのことでイライラしていた時期に、呼吸法の案内をみて体験会に参加したのがきっかけです。
呼吸法を学んで良かったのは、生活のリズムが改善されたことです。
主に使っている呼吸法は、数える呼吸・歩く呼吸・鎮める呼吸です。
数える呼吸は、毎朝起きぬけに正座をして壁に向かって10カウントをしています。
じっくりゆっくり吐くことができる日もあれば、つっかえつっかえて吐くことしかできない日もあります。
ゆっくりゆっくりと吐くことができた日は気持ちよく過ごせるし、吐く息がつっかえる日は、体が重かったり頭が重かったり足取り重く仕事に向かうことになっていました。しかし、実際には体や頭が重い日は吐く息がつっかえ、吐く息がゆっくり長い日は体や頭がすっきりしているときでした。
つまり吐く息で体調がわかるのです。
それがわかってからは、体調がどれぐらい悪いかを数える呼吸で判断しています。医者を受診する・自宅で寝る・職場に行くが早退するといった選択が楽にできるようになってきました。
歩く呼吸は出社時と退社時に気持ちの切り替えをしたいときに役立っています。
朝7・3・3のリズムで3回ぐらい繰り返すと、意識が切り替わります。
歩く呼吸をしてから職場に着くと、やるべきことが頭につぎつぎ浮かび仕事のスタートがリズムよくできます。
鎮める呼吸は、イライラした場面で活躍してくれます。
たとえば電車の中でシャカシャカ音が聞こえてきてイライラしたときに、じっくりと鵜飼の縄をやると、シャカシャカ音が気にならなくなり、読書ができるようになりました。
数える呼吸、歩く呼吸、鎮める呼吸で生活のリズムが改善しました。
自分自身で自分のコントロールができるようになってきたと感じています。
これからも呼吸法を続けていきたいです。