認定ブレスプレゼンター
プロフィール
大阪生まれの大阪育ち、米朝さんと司馬遼太郎の大好きな元教師です。
突然ですが、「教育(エデュケーション)」の語源は何だと思われますか?
それは、「引き出すこと」です。
「教え込むこと」ではないのです。
先日のプレ講座では、受けた方から「私、言い訳ばっかりしてる」「呼吸法を生活の中に取り入れると少しずつ自分がよい方に変われるのでは」と言われました。
手応えを感じ、プレゼンター冥利に尽きました。
この手応えは教師生活で得たものと通じます。
私は病弱で20才まで生きられないと医者に言われていました。
熱を出す度、母は名医探しに明け暮れ、阪大病院は御用達でした。
向学心を持ちつつも戦争で果たせなかった母は、私に書道、絵画、クラッシックバレエ、英語、ピアノ、学習塾、そろばん等の稽古事をさせてくれました。
薬と本が友だった私は、依頼心が強く、頭でっかちの人づきあいの下手な子でした。
高校は優秀な方ばかりで圧倒され、いつも暗い顔をしていました。
第一志望の大学に落ち、教育大を卒業して教師になりました。
こんな私でしたが、授業を工夫するのが大好きでした。
習った書道や絵画が生きました。
子どもたちから様々な考えを引き出し、練り上げていく醍醐味を知りました。
子どもたちの笑顔に救われました。
だから、結婚退職後、再度教職に就きました。
次男は5才の時に左目失明。
繰り返される手術。自身の体調不良。
そんな中で、人づきあいの下手な私に学年主任の仕事は重荷でした。
進退窮まっているときに心理療法を受け、「過去と他人は変えられない。自分と未来を変えよう」と思い、自分を変えるために「呼吸法」を学びました。
今、自分を追い詰めず、人を責めず、今まで支えくださった周囲の方々への感謝を感じています。
辛い時期があったからこそ、今の私がいます。
今度はあなたの番です。
私の知識、技術、経験を生かしてあなたを応援します。
ブレスプレゼントクラス
ブレスプレゼントクラスを通じて、叶えたいこと
小さい頃から人間関係を築くのが下手でした。
一人で絵を描いたり本を読んだりするのが好きでした。
支配的な人に逆らえない自分が嫌でした。
絵や習字が得意で代表によく選ばれましたが、苦心した作品を汚されても相手に強く出られると、何も言えない自分が情けなかったです。
自分では自信がなく本当に困っていても、周囲からは、やり手で我が強く、自分勝手と思われているのが、とても辛かったです。
強風の中で蔓にしがみついているたった一枚の葉っぱ。
いつも自分をそう思っていました。
周りの評価が怖く、洞穴の中から様子をうかがい、大丈夫だと思えば片目だけ出し、まずいと思うとすっと引っ込んでしまう、そんな私でした。
それでも、自分ががんばってみんなの役に立てれば、分かってもらえるとずっと信じてやってきました。
でも、耐えきれず、愚痴と文句が増える毎日でした。
もちろん、体も壊しました。
「負のスパイラル」に陥っていました。
そんな私がどうしてプレゼンターを志したのでしょうか。
砂をかむような毎日を脱し、よりよい人間関係を築き、仕事を円滑に進めたいと思って、ある心理療法家の門をたたきました。
本当に誠実に指導していただけました。
そこで、教育論文が2度も賞を頂いたこと、指導した児童の作文や詩が大きな文集や新聞に掲載されたり、ラジオで放送されたこと、読書感想文が県の賞を頂いたこと、国語や図工の授業や板書をいろいろな方にほめていただけたことが思い出され、これまでがんばってきた自分を認めることができるようになりました。
これからの人生を、自分を輝かせて生きたいという意欲がもてるようになりました。
ただ、どうすればそんな自分になれるのか方法が分かりませんでした。
あと、薄皮1枚を破ることができたなら・・・。
そんな思いでいたときに、「呼吸法」と出会ったのです。
ブレスプレゼントクラスで教えてもらった「数える呼吸」は毎日実行しました。
雑念が浮かんでも、受けて流す。
そればかり意識しました。
1ヶ月もすると、自分の中で太い芯のようなものが生まれ、地に足が着いてきたように感じました。
嫌なことがあっても、きりきりしません。
今するべきことが明らかになり、以前より冷静に対処できるようになったと思います。
「ブレスアウト」の時間も、大きな成果がありました。
2分間で自分の思いを過不足なく伝えることに注意しました。
前に話した人の内容につながりをもたせたり、話の構成を考えて話すことができるようになりました。
そしてそこには、私の話を無条件で受け止めてくださる仲間がいました。
とても、安心感がもてました。
他の方の話は、相手の目を見て頷きながらうかがいました。
共感できることが多く、自分一人ではないことに気付きました。
他の方の話から、自分ではもてなかった視点もいただき、価値観の多様性を感じ、この時、他の人の存在をそのまま受け入れることができるようになったと思います。
その頃には、自分の悩みを数値化できるようになっていました。
私の悩みは、たったの○個。
本当に、心が楽になりました。
クラスに参加して2ヶ月くらいたった頃のことです。
心の芯は太くなっても、現実は四面楚歌。
辛いなあと思っていたのに、ふと見上げると、青い空が広がっているではありませんか。
私は自由なんだ。
周囲の壁と押しくらまんじゅうする必要なんてないんだ。
上へ上へ伸びていけばいいんだ。
そう感じたとき、充足感を味わい、前進する気概がもてました。
生きていてよかった。
周囲の人への感謝の気持ちが湧いてきました。
この感覚を、よりよく変わりたいと思っている人、自分ばかりを責めている人、つらさに押しつぶされそうになっている人に伝えたいと思いました。
それが、プレゼンターを志したきっかけです。
呼吸法を始めて1年。
周囲の人に、明るくなったねと言われます。
言葉を交わしたり、笑顔を見せてくださる方も増えました。
すてきな人との出会いも増えました。
自分の好きなことに存分に取り組み、困ったことへの切り返しも上手になったように思います。
「負のスパイラル」が切れました。
これは、私が一人でがんばってできたことではありません。
「呼吸法」と出会い、仲間とのかかわりの中で育んできたものです。
過去と他人は変えられません。
でも、呼吸に意識を向けることで、自分を変えることができます。
自分を変えることで、周囲の人とのかかわり方が変わり、未来を変えることができると思います。
そのお手伝いをさせてください。
それが私の喜びです。
ブレスプレゼンターとして「呼吸法」を伝えることで、参加する人がその人本来のすばらしさに気付き、人とかかわりあうなかで、心が癒される場と時間を提供したいと考えています。
そして、その方が自信を持って新たな未来に羽ばたいていかれれば本望です。
プレゼントクラスに参加される方へのメッセージ
今、あなたは、いきいきと生きていますか。
もし、いきいきとしていないと思う方は、少しだけ、自分の息づかいに意識を向けてみてください。
呼吸が浅くなっていませんか?
何か緊張することがあるのでしょうか?
いらいらすることがあるのでしょうか?
少し前の私がそうでした。
適切な人間関係が築けず、変な気遣いをして返ってくびれたり、がんばっているのに、人の評価が気になって、周囲の人の言葉に一喜一憂してみたり・・・。
いつもへとへとで、口でハアハアと浅い息をしていました。
今考えると、滑稽なほど自分で自分を責めて、追い詰めていました。
自分を変えたい、輝いて生きたいと苦しんでいる時に出会ったのが「呼吸法」でした。
呼吸なら、生き物はみなしています。
それをなぜ、時間とお金をかけて学ぶのでしょうか?
意識的に、細く長く息を吐いたり、少し止めたり、歩くリズムにあわせて呼吸したりして、心や体の調子を整えていくのが、「呼吸法」です。
私は呼吸法を毎日実践して、心の波立ちが少なくなっていくのに気づきました。
「今」を大事にできるようになりました。
穏やかな目で周りの人や出来事を受け止められるようになりました。
気づくと自分を肯定し、深い呼吸ができるようになっていました。
「プレゼントクラス」には、「ブレスアウト」の時間があります。
自分の思いを真摯に伝える、相手の伝えたいことを否定せず受け止める、そんな時間です。
この時間を通して、自分を見つめ、自分を認め、他の人を認め、人は人とつながって生きていくんだなということを体感していただけるとうれしいです。
心が苦しい方、自分を変えたい方、いきいきと生きたいと思う方は、ぜひいらしてください。
「呼吸法」で心の荷物をちょっと下ろし、「おだやかに」「すこやかに」「楽しく」「よき人間関係」を築きませんか?
あなた本来の輝きを育む時間と場をプレゼントさせてください。
開催クラス
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