認定ブレスプレゼンター
プロフィール
「良い嫁は二の次にしよう。夫と子どもを最優先しよう。」
そう決心したのは、人生の最大の低調期でした。
当時の私は、義理の両親が経営するブティックを手伝っていました。
高利益を得ていましたが…。無理でした。
会社員の夫を支え、店の経営、娘の中学受験は私のキャパオーバーだったのです。
断腸の思いで店から退きました。
夫と子供と自分、全部を伸ばすことは、何故できなかったのだろう…。
それからの私は、心の放浪者でした。
経営コンサルタントの勉強会。
夫婦和合の会。
宗教史を大学で受講。
そうした中で、メンターと出会いました。
健康・愛情・経済、すべてに満たされた、まぶしい女性でした。
彼女は言いました。
「家庭の和が、すべての根本。
物事には、表と裏があります。
裏は裏に徹することで、表はより輝きます。
あなたは、夫やお子さんを押さえてまで光るのをお望みですか?」
-欲深き人の心と降る雪は積もり積もって道を失う-
私が、店に関わっていた時の状態でした。
現在の私は、家庭を軸に置いた動きをしています。
メンターを目指し続け以前よりは、毎日が充実しております。
私は、小学校から英会話を習い始めました。
外国の方が興味をもつのは、日本人の日本人らしさであることがよくありました。
そのことから、大学は国文科を卒業し、小・中学生に自宅で国語を教えていたこともありました。
また、お琴の先生の資格を取り、書道・華道も学びました。
今思うと、日本の芸事は、息づかい(呼吸)を大切にしていることに気づかされます。
息を整えることで、集中力が高まります。
呼吸法で心身の調整をして、家族に、周りの方たちに、明るいエネルギーを注げる人になってまいりましょう。
幸せは、まず足元からです。
ブレスプレゼントクラス
ブレスプレゼントクラスを通じて、叶えたいこと
私が呼吸法を知ったのは、今から約20年前でした。
そのきっかけは、CTスキャン・自動炊飯器等を作った発明家、政木和三博士の著書を読んだことにあります。
幼い頃に胃腸が弱かった博士は、自らの力で克服するために呼吸法を学んだそうです。
呼吸法を実践していくうちに、だんだんと深い呼吸ができるようになり、やがて1分間に1呼吸となった頃には、健康体になっていたとのことでした。
工学博士となったとき、発明は数秒でひらめいたそうです。
そのひらめきは、博士自身のたゆまぬ勉学の成果の裏打ちがあってのこととは思われますが、ご自身の著書の中で、大人になっても毎日続けている「呼吸法」のお陰でもあると述べられています。
「呼吸法」とは凄いものなのだなぁ、という強い印象を持ったまま、時は流れました。
数十年も経ち、私にとってどうしても「呼吸法」を学ばなければならない機会が訪れるとは思いもよりませんでした。
2年前、ひどい腰痛に悩まされていました。
毎週、腰に痛み止めのブロック注射を打ち、数か所の病院に行っても治らず、このままでは仕事を辞めることになるだろう、と落胆しておりました。
そんな打ちひしがれた気持ちで歩いていた時、桃仁堂薬局さんの店頭に「呼吸法講座」のチラシが置いてありました。
初心者の私にもできそうな、とても心惹かれる内容でした。
物事の決断に慎重になるタイプの私ですが、この時は即断でした。
第1回目の講座から、気づきの連続でした。
まず、自分の呼吸が非常に浅いこと。
雑念がとぎれることなく浮かび、何も考えていないときがないこと。
ブレスアウトの時間では、人に意見を言いたくなり、黙って聞くことができないこと。
先生がおっしゃる「ほかの方へのアドバイスはNGとします」
-それを行う時間が、私にとってはNGという気持ちでした。
運動をしたことがなく呼吸も非常に浅いため、横隔膜が動かせず、呼吸筋も未発達。
そのことから、全身の筋肉も堅いことがわかりました。
また寝る直前には、ほぼ毎日ネガティブなことを考えながら寝ようとする。
感情がきりかえられず、常に交感神経が優位な状態。
ストレスを抱え込んでの慢性的不眠症。
肉体的・精神的なそれらの要因は、呼吸法を習う前に漠然と腰痛の原因かもと考えていましたが、それは確信になっていきました。
腰痛のひどさのため、家で実践できた呼吸法は「見つめる呼吸法」だけでした。
横になって行えるからです。
毎日、朝、夕、できる時にはいつでも行いました。
半年たった頃、呼吸するたびにお腹を上下に動かせていることに驚きました。
息が深くなっているのです。
何よりも嬉しかったのは、痛み止めのブロック注射を打たなくなった事実でした。
そして呼吸法講座で毎回行っている「数える呼吸」では10分間のカウント数が、初回の58回から半年たち、26回にまで減っていました。
いつの間にか、息も長くなっているのでした。
「見つめる呼吸」は、寝る直前まであれこれ悩んでいる私に、体の部位を意識させてくれて、ネガティブに落ち込む余地を許してくれません。
自然に気持ちが穏やかになり、深い眠りを得られるようになっていきました。
呼吸法が私にとって良かったのは、運動ができない状態でも息を深く長くすることによって、呼吸筋を大きく動かし、自然に身体の調整(軽い筋肉トレーニング)になっていたこと。
また感情が安定して心が穏やかになったこと。
肉体的、精神的の両面からでした。
この感動を、ときどき過呼吸になる娘に伝えてみました。
娘も自分の呼吸が浅いことが、最初の気づきでした。
マイブレス式呼吸法は、場所・年齢・性別を選ばず、万人向けであり、難しいテクニックがいりません。
さらに、何の道具もいらないのです。
望めば明日からでも、一番身近な方の心身を助けてもいけるでしょう。
深い意味を持ち、何種類もの方法を教えていただけるこの呼吸法を、ひとりでも多くの方に知っていただきたいと思います。
そして、できれば、小さなお子様にこそ呼吸法を知ってもらい「第2、第3の政木博士を輩出していく」。
そんな大志をひそかに胸に秘めて、プレゼントクラスを開催していきたいと願っております。
ブレスプレゼントクラスに参加される方へのメッセージ
好きな言葉があります。
「努力は必ず報われる。
もし報われない努力があるのなら、それはまだ努力とは呼べない。」
《王 貞治》
マイブレス式呼吸法も、継続するという努力は要ります。
が、その他は、「誰でも、どこでも、いつでも」できる簡単なものです。
今の自分を、少しでも乗り越えようと思われる方は、大歓迎です。
その想いだけで、参加される資格があると思います。
お伝えする呼吸法は、8種類です。
「数える呼吸」「ゆるめる呼吸」「声を出す呼吸」「鎮める呼吸」
「思いを描く呼吸」「歩く呼吸」「合わせる呼吸」「見つめる呼吸」。
私は「見つめる呼吸」のおかげで、腰への痛み止めの注射を打たなくても良くなりました。
ひとにより、効果はそれぞれだとは思います。
ただ共通して言えることがあるとすれば、呼吸法をすることにより、心は穏やかで安定していきます。
そして体はゆるみ、リラックスしていくでしょう。
身心共に変化して行くことを、楽しんで頂きたいと思います。
また、私の講座では呼吸法と同じ比重で「ブレスアウト」を設定させて頂きます。
世田谷区社会福祉協議会で得た「傾聴」のスキルを活かし、ひとの話をHearからListenにシフトできるようお伝えできればと思います。
いつの間にか、ご自身が以前より生きやすくなっていると、お気付きいただけると思います。
「呼吸法」と「傾聴」は、私には生涯のライフワークです。
先生としてというより、少しだけ先にいる先輩として…。
ともに学び、励ましあい、成長しあえる、お仲間になってください。
王選手の努力は、ものすごいものでありました。
マイブレス式呼吸法は「息を吐いて、吸う」誰もが、当たり前の延長線上の努力です。
でも、結果は、ホームランとなるでしょう。
開催クラス
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