日本マイブレス協会は「呼吸法」を通じて「愛される豊かな人生」を育みます。

講師 : 佐々野 寿子 (Hisako Sasano)

認定ブレスプレゼンター

認定ブレスプレゼンター<ゆるしの章>

プロフィール

「これからは、一番大切なことを一番大切に生きていこう。」

2012年に乳がんの治療を受け、今後の生き方をじっくり考えなおした私は、最終的にこの考えにたどり着きました。

今では私の生活すべてを司る大事なモットーとなっています。

フリーランスで英日・西日の実務翻訳の仕事を始めて7年目。

顧客も増え、それなりの実績も伴うようになったものの、休日にも「これ、今日中に!」「できるだけ早く!」と緊急のオーダーが入ってくると結局徹夜で仕事したり、主人との夕食や睡眠の時間も惜しみ、週末約束した友人たちには「悪いけど仕事が…」と言って断るのが日常茶飯事でした。

預金残高を見る楽しみはできましたが、運動不足と肩こりで常に不機嫌。

そんな時期があまりにも長く続いたためでしょう、乳がんの診断を受けて真っ先に頭に浮かんだのは「やっと休める」という安堵の言葉でした。

それほど、当時の私は仕事の締め切りに追いまくられ、疲れ切っていました。

(一番大切なことを一番大切にするには?)と考えた私は、それまでの「仕事>家族・友人>自分」の優先順位を「自分>家族・友人>仕事」に書き換え、何よりも人生を楽しむ選択肢を選びました。

この体験は私にある強みを授けてくれました。

それは、私には病を癒すことはできないものの、病を抱える方たちのココロに寄り添い、『一番大切なことを一番大切にする』生き方を一緒に探求する仲間となれる自分を発見したことです。

それはまた、マイブレス式呼吸法との出逢いと、ブレスプレゼンターという将来の扉へと私を導いてくれました。

現在は自分の時間や家族・友人たちとのひとときを尊重しつつ、ブレスプレゼンターとしての仕事にワクワクと取り組んでいます。

受講者の皆さんに「今日の気づきは、今の自分にまさに必要なことだった!」と言われる度に、全身を大きな幸せで包まれる気がします。

毎朝見に行く日の出を五感で感じる至福の時や、大切な人たちと過ごす「時間」という豊かさ、ブレスプレゼンターとしての活動から得られる喜びは、私にとってかけがえのないものです。

ブレスプレゼントクラス

ブレスプレゼントクラスを通じて、叶えたいこと

***世界平和のたねを一緒にまいていこう***

『忘れない いつも心に思いやり』(母方の祖父が大切にしていた言葉)
『豊かさと幸せは分かち合うほど増えていく』(本田健)

ブレスプレゼントクラスの開催を通じて、私が参加者の方たちと一緒に叶えていきたいことは、このふたつの言葉にぎゅっと凝縮されています。

簡単なように見えて、日常生活で常に実行することはなかなか難しい言葉だと思いませんか?

私は今年、スペイン在住29年目を迎えます。マドリードの旅行社で10年間務めたのち、ドイツ人の主人と結婚し、地中海の街アリカンテに移り住んで19年。

気候が温暖で、スペイン国内はもちろんヨーロッパ各地からの移住者の多いアリカンテという土地柄と主人の仕事の関係で、さまざまな国籍の友人・知人たちに囲まれて生活しています。

日本人の居住者も増えてきました。

忙しい日々のストレスで自分のココロを見失ったり、イライラから不用意に発する言葉や態度で人間関係をこじらせたり、罪悪感やマイナスの感情に苦しむ事情は、どの国の方たちも多かれ少なかれ同じように見受けられます。

倉橋先生の「天才のヒント」で、物事を異なる視点から捉える大切さと人生の豊かさに気づき、私も幅広い視点から物事を見れる大人になりたい、人生の豊かさを共有できる人間になりたい、と思ったのが、マイブレス式呼吸法に関心を抱いたきっかけでした。

奇跡的なタイミングでブレスプレゼンター養成講座のオンライン受講が可能になり、オンライン1期生=10期生として参加を決意。

それまでも日本に帰国する度にマイブレス協会の講座に参加したいと機会をうかがっていた私には、海外から受講できるオンライン講座は、まるで天からのプレゼントのように思われました。

そして、ブレスプレゼンター養成講座への参加を決意したことにより、呼吸法を『自分のために学ぶ』という視点から、『将来他の方たちに伝える』という視点に変わり、呼吸法に対する心構えが変わりました。

同期生たちと学んだことや気づきを共有しながら、「今私たちが分かち合っているものが、まさに豊かさだ!」と気づいた時点から、ブレスプレゼンターを目指すモチベーションがどんどん上がっていくのを感じました。

受講中は、倉橋先生のご指導はもちろん、同期生たちの実践方法やブレスアウトの場、何気ない発言からも毎回大きな刺激を受けました。

そして、呼吸法を毎日実践することによってココロが潤い、他の方たちを思いやるココロのゆとりが生まれたこと、「今、ここ」の瞬間に意識を集中しどんな時も楽しめるようになったことが、大きな発見であり収穫でありました。

「私のブレスプレゼントクラスでも、参加者の皆さんと一緒にココロを整えて、思いやりを忘れずに豊かさと幸せをどんどん分かち合って広げていけば、いつしか世界平和のたねとなるのでは?」そんな期待も生まれてきました。

ブレスプレゼントクラスをスペインで、日本語とスペイン語で開催することで私が受け取れる大きなプレゼントは3つあります。

1つ目はこれまでの人生で学んできたあらゆることを活かせる喜び、

2つ目は私の第2の祖国スペインの方たちに日本語とスペイン語で豊かさと幸せを味わっていただける喜び、

そして3つ目はマイブレス式呼吸法の海外普及のお手伝いを通じて、参加者の皆さんと一緒に世界平和のたねをまいていける喜びです。

この3つのプレゼントが、壁を扉と信じて立ち向かうエネルギーとなってくれることを私は確信しています。

ブレスプレゼントクラスに参加される方へのメッセージ

ブレスプレゼンター養成講座で一緒に呼吸法に取り組み、いろんな気づきや学びを共有する同期生との時間は、私にとってはかけがえのない、潤いに満ちたぜいたくなひと時、まさに自分への素敵なプレゼントのように感じられました。

何よりも素晴らしいのは、一人一人がそれぞれのニーズと好みにあったプレゼントを毎回しっかりと受け取れたこと、そしてまた自分も他の方たちにプレゼントを渡せたと気付く時、なんとも言えない幸せで豊かな気持ちを味わうことができました。

(こんなに幸せで豊かな気持ちを共有できる場を、私も海外で提供したいな)いつしか強くそう願うようになりました。

私のブレスプレゼントクラスは、スペイン語と日本語(注:言語別)で開催しています。

言語や国籍の異なる皆さんと一緒に呼吸法に楽しく取り組み、自分を見つめ直すひと時、そして学びや気づきという素敵なプレゼントをお互いに渡し合う、豊かで心地よい場所をご用意してお待ちしています。

また、ご希望の方にはプライベートレッスンをご用意し、ご自分としっかり向き合うセルフケアのひと時を味わっていただいています。

次のような方々にぴったりかと思いますので、どれかにピンときた方はぜひお越しください。

*ココロとカラダのデトックス(排毒)で、健康と若々しさを保ちたい方

*人間関係や周囲の方たちの言動に振り回されてココロがお疲れの方

*お仕事やご家族を優先するあまり、自分のことが一番後回しになっているなぁと感じている方

*ココロに余裕をもって楽しく子育てしたい!でも現実は子供を叱ってばかり…と自分を責めてしまうお母さん

*更年期やプレ更年期であまり良く眠れないという方

*タバコや過食、ゲームなどへの依存を手放したい方

*イライラや怒りの気持ちを上手にリセットして、毎日幸せな気持ちで過ごしたい!という方

* いつか叶えたい夢があるのに、なかなか一歩を踏み出せない方

<参加される皆さんへ>

人生で起こるあらゆることに偶然はひとつもないことをご存知でしょうか?

講座で一緒になる方たちは、あなたに素敵なプレゼントを渡し、あなたから素晴らしいプレゼントを受け取るのを待っています。

皆さんと一緒にお待ちしています。

ブレスプレゼントクラス<ゆるしの章>

私にとって「ゆるし」とは何か

真っ赤に燃え盛る炭を握り締めた指の間から、シューシューと立ち上る白い煙。

それは、スペインで参加した「ゆるし」がテーマのワークショップで、出席者全員の目が釘付けになったイラストでした。

「どうしてもゆるせない、思い出す度に相手を恨んでしまう、そんな感情が頭の中で堂々巡りを続け、自分自身を苦しめているのにさえ気づかない。

掌を焼き焦がす炭は、他でもない自分の思いです。」

説明を聞いた瞬間、(ゆるさない間は、自分を虐待しているのと同じ。自分を過小評価し、自己肯定感が低くなるデメリットの原因はこれだったんだ!)と、胸にストンと落ちました。

 「元嫁が息子との離婚後、かわいい孫たちに会わせてくれなくなった。

悔しくて悲しくて、元嫁が憎くてしょうがない。」

「激しい口論の翌日、父が急死してしまった。

あの時、謝れなかった自分がうらめしい。」

「不況対策をそっちのけで、内部抗争ばかり繰り広げる政府がゆるせない…」

「ゆるせない」感情は、他者や自分に対するもの、自分を取り巻く社会に対するものと、あらゆるところに存在しています。

では、どうすればゆるせるのか?

ゆるせないことが起きた場合は「なにがイヤなの?」「何を守りたいの?」「これ以上苦しまないために、今後どうしたい?」と自分に問いかけるところからスタートします。

すると「好意を拒絶されたのが悲しい」「自分が大切にしている価値観を守りたい」「相手の幸せを祈るが、今後の接触は避ける」などの答えが自然と浮かんできます。

さらに、(自分を傷つけた相手には、どんな事情があったのだろう)と想いを馳せてみると、意外な気づきを得られたりもします。

私にとっての「ゆるし」とは、自己対話を通じてココロを解放する道の選択、と言えます。

幼い頃から人見知りで口下手だった私は、心無い言葉を誰かに投げつけられるたびに、言い返せない自分がふがいなく、自己嫌悪に陥りました。

頭の中で何度も再生されるつらい場面の数々にウンザリしたある日、(もういいかげん、自分の気持ちと向き合おう)と、前述の自己対話を始めました。

かつて自分を傷つけ、ゆるせなかった相手の事情を想像してみると、ほとんどの場合、他者を罵倒することでしか、自己のココロの平穏を保てなかったのだろう、という推論に至りました。

ココロの底に澱のように溜まっていた息苦しさを一刻も早く手放したくて、私はゆるせない相手のみならず、自己嫌悪に陥っていた自分も一緒にゆるすことを選択しました。

その後は、類似の事情が浮上してもパッとゆるせることが増え、ココロの平穏を保てるようになったのも大きな発見でした。

ひとつひとつのゆるす行為がココロの筋トレとなり、いつのまにか功を奏しているのでしょうか。

最近では、長時間悩むほどココロをかき乱されることはほとんどなくなりました。

このココロの状態を、私は『ゆるしの後の世界』と呼んでいます。

ブレスプレゼントクラス<ゆるしの章>を通じて、叶えたいこと

「キリスト教の教義が足かせとなって、うまく自分をゆるせない。」

私の開催するベーシッククラスの外国人受講生たちからは、度々この言葉が発せられます。

そんな彼らに、倉橋先生の〈ゆるしの章 理論編〉講座受講後、私のゆるしに対する考えがガラッと変わったことを伝えると、「私もやりたい!」「スペイン語での開講はいつ?」…口々に発せられる言葉に驚きつつ、苦しんでいる方たちのお役に立てるなら、と思ったのが、〈ゆるしの章〉のブレスプレゼンターを目指すきっかけとなりました。

倉橋先生の〈ゆるしの章 理論編〉プレゼンター養成講座では、「ゆるし」をあらゆる角度から考察していきました。

特に強く印象に残ったのが、「ゆるせない」という感情が脳と神経伝達ホルモンに及ぼす悪影響でした。

家族や周囲の状況がゆるせない、とグチばかりこぼす知人や、不平不満絡みの話題が多い人々を思い出すと、ある共通点が浮かび上がってきました。

それは、全員が病気がちという紛れもない事実。

いろんなことをゆるせない方のカラダからは、黒い邪気がくすぶり出ているのが見えるようです。

次に私自身が過去に患った大病の前後を思い返してみると、(確かにあの頃は不満に押しつぶされそうだったなぁ。病気の原因はアレだったんだ!)と、ふっと腑に落ちました。

急に「ゆるさない」気持ちに悩む時間が、バカバカしく、もったいないものに思えてきました。

以降、私が「ゆるす」か「ゆるさない」かの選択に迫られたときは、迷わず「ゆるすこと」を選択するようになりました。

難しいと感じる時は「じゃあ、どうすればゆるせる?」と自己対話をスタートすることで、前向きに取り組む姿勢が整います。

ブレスプレゼントクラス〈ゆるしの章 理論編〉で、過去の「ゆるせない」思いを癒す方法や、健全なココロとカラダを保つ術を、受講生の皆さんと分かち合い、お互い高め合っていくこと、それが自分の人生の大きな財産になると、私は確信しています。

ブレスプレゼントクラス〈ゆるしの章 理論編〉で、私がお届けするのは次の3つのプレゼントです。

ひとつめは、「ゆるし」の感情や行為を、さまざまな角度から分析する、広く深く長い視点。

ふたつめは、『ゆるしの後の世界』で手に入れられる、ココロやカラダの健全さ。

みっつめは、「ゆるし」によって得られる高い自己肯定感。

この3つを手に、皆さんに人生を謳歌していただくことが、ブレスプレゼントクラス〈ゆるしの章 理論編〉を通じて私が叶えたい究極の夢です。

ブレスプレゼントクラス<ゆるしの章>に参加される方へのメッセージ

私のブレスプレゼントクラス〈ゆるしの章 理論編〉は、ベーシッククラス同様、海外在住の日本人とスペイン語スピーカーの方たちを対象に、オンラインで開催いたします。

海外生活で生じるストレスやイライラ、他人も自分もなかなか許せない息苦しさを抱える方たち…かつて同様に悩んだ私も、倉橋先生のブレスプレゼントクラス〈ゆるしの章 理論編〉の受講後は、『ゆるしの後の世界』にいつでもどこでも向かえるようになりました。

肩から重荷を降ろしたような、この軽やかで自由な気持ちを、たくさんの方たちにぜひ味わっていただきたい。

そのためには、あらゆる角度から捉えた「ゆるし」のヒントをふんだんにご用意し、悩む心にしっかり寄り添いながら、皆さんといっしょに自分を高めていきたい、と望むようになりました。

私の〈ゆるしの章 理論編〉の講座は、通常6回の講座を12回に分け、「ゆるし」のテーマに参加者全員でじっくり取り組んでまいります。

留学期間を含めると、私の海外在住年数は今年31年目を迎えます。

国籍がさまざまな受講生の皆さんと、日本と海外双方の観点や柔軟な考え方をシェアしながら、お互いにたくさんの学びを得られるクラスを作っていきたいと考えています。

参加される皆さんへ ブレスプレゼントクラス〈ゆるしの章 理論編〉では、ご自分にしっかり向き合うことが求められます。

今まで心の奥底にしまい込んでいたネガティブな感情が、ふつふつと湧き出してくることもあるでしょう。

でも、そんな自己を決して否定せず、優しく抱きしめることによって、今までどうしてもゆるせなかったご自分や他者もゆるせる、新しいご自分に出会えるかもしれません。

 この講座は、皆さんご自身の再発見、そして『ゆるしの後の世界』に向かう豊かな旅です。

途中で巡り会うご自分と周りの景観をあるがままに受け入れ、味わうこと、それが唯一の参加条件です。

ガイドを務める私と、旅を共にするクラスメートといっしょに、最初の一歩を踏み出してみませんか?

オンラインルームでお会いできるのを楽しみにしています。


開催クラス

当講師が開催しているクラスのご案内については、詳しくはこちらをご覧下さい。

>> ブレスプレゼントクラス ご案内

講師一覧に戻る