日本マイブレス協会は「呼吸法」を通じて「愛される豊かな人生」を育みます。

講師 : 丸尾 芳栄(Yoshie Maruo)

認定ブレスプレゼンター

プロフィール

私は、今、子供達に英語を教えています。

主に学校の英語についていけなくて保護者の方が心配して連れて来られるといった形の子供達です。

授業を通してその子供達と親御さん達に過去の自分を見つけ、何か英語以前のところも助けになりたいと思いました。

父は3代目の職人、祖母もいて4人弟妹の「長女」として厳しく育てられ、常に「正しい生き方」を、という型を意識して育ちました。

そして、母は常に家族をまとめ、仕事・家事・育児に完璧な人でした。

昼夜関係無い自宅での仕事、大家族・・・ゆっくりと落ち着く時間は全く無く、両親は「絶対に正しい」存在でした。

その中にいるとそれが日常であって意識することもありません。

短大を出て就職した時に、「女の子は早くお嫁に行くのが幸せ」と言う言葉に、「本当にこの型通りに生きて幸せなのか?」と疑問を持ち、深夜まで残業続きの毎日、家に寝に帰るだけの夫達を目にし、その家族を想像して息苦しくなり、日本を飛び出す決心をしました。

イギリスでは誰一人知る人はいません。

初めて何もかもから自由になった気がしました。

そこで、自分が我が家の価値観に縛られて苦しかった事にさえ気付いていなかった自分に気付きました。

世界中からの人々と関わって深呼吸出来た気分でした。

その後も、縁あって13年を海外で過ごす中、「多面的に物事を見る」、「人にも物に対しても愛を持って接する」「一期一会」ということを大切にしてきました。

自信を無くした子供達、心配する親達、それは当たり前と思っている世界の中で息苦しくなっている状態です。

呼吸法で「意識していない事に意識を向け」、「息を吐いて緩めて吸う」、そして場から気付きを得る「ブレスアウト」などを通じ、海外に行かなくても自分を解放するすべを手に入れる事が出来ます。

今、苦しむ子供達、親達、会社員、私の両親の様なご老人達、頑張る人達が少しでも呼吸法で楽になって頂きたいです。

ブレスプレゼントクラス

ブレスプレゼントクラスを通じて、叶えたいこと

日々の仕事に追われ、やらないといけない事に振り回され、心身共に余裕がなくなり、思春期の子供達にはことばが届かない。

「どうして私ばっかりこんなに忙しいの?」

「少しぐらい手伝ってくれたっていいのに」

「家族の事を大事に思っているからこそ、の想いが空回りしている」

…そんな感情に息が苦しくなることもしばしば。

浅くなった呼吸と息が詰まる感覚に耐えられず、深呼吸をしてみる。

少しは落ち着く。

呼吸を変えればこの状況から救われるかもしれない、そう思って呼吸法に関してアンテナをはってみた。

久しぶりに会った以前は苦手なタイプだと思っていた人が別人のように変わっていた。

呼吸法で、生きるのが楽になったからだという。

そうやって周りを見てみると私のように生きにくい毎日を送っていた人は沢山いて、呼吸法を実践することで良い状態に変化させることができると知った。

それならまず自分が体得して、その後は同じような苦しい人たちに伝えて楽になってもらうことができるのでは、と思い、また、自分の英語を教える仕事にも生かすことができると考え、教学同時のブレスプレゼンター講座の門戸を叩くことにした。

講座で学ぶ各々の呼吸法はどれも興味深いもので、少しずつではあるが確実に何かが変わっていっている。

例えば、「数える呼吸」と「歩く呼吸」は、毎日実践していくうちに、いつのまにか物事に執着しなくなった自分に気づく。

一つの事をくよくよ気にしたり、ここはこうしないといけない、といった変なこだわりがなくなった。

「後ろを向いていてもしかたがない」と気持ちを切り替える事ができるようになったり、「そんな考えもありだな」と受け入れられるようになった。

「見つめる呼吸」では、今まで自分の身体をないがしろにしていたが、ゆっくりと意識を向けて身体の声に耳を傾ける時間を持てるようになった。

そのお陰で自分も大切にしないといけないという気持ちが湧いてくる。

「声に出す呼吸」は、身体に声が響き気持ちが良い。

さらに呼吸と共に朗読の文の内容も自分を勇気づける。

講座の中での先生のお言葉、学び仲間のお話やコメントは気付きを与えてくれる。

プレゼンターとしての視点と参加者としての視点、その両方を知ることで反対側の立場に立って物事を見る事ができるようになった。

物事を俯瞰して見ること、相手をよく観察すること、コミュニケーション力を上げるトレーニングにもなった。

そういったことから自分がブレスプレゼントクラスを開催することは、もっとその参加者から学びと気付きを頂けるものになるのだろう。

それは呼吸に似ていると思う。

自分の学んだものをアウトプットし、参加者の皆さんのアウトプットしたものを新鮮な学びと気づきとして自分にインプットする。

そして、プレゼンターというホストの役割をすることによって、自分を常に整えた状態に保つモチベーションになる。

自分が整うと身体も心も楽になる。

自分を取り巻く物事もスムーズに流れるようになる。

自分がブレスプレゼントクラスを開催することで、かつて自分がそうであったような苦しい状態を抜け出したい人たちの気持ちにも共感できるし、だからこそそういった人たちが笑顔になれるプレゼントを届けることができると思う。

「呼吸法」という毎日を生きやすくするプレゼント。

緊張で夜も眠れない試験前の子供達には「みつめる呼吸」で、眠れるようになってもらったり、「ゆるめる呼吸」で緊張を解く方法を伝えたり、

子供の進路で悩むお母さんに「数える呼吸」で前向きになってもらったり、

人前で喋ることがうまくできなくて落ち込んでいる大学生に「声に出す呼吸」で自信をつけてもらったり、

ブレスプレゼントクラスでお互いのブレスアウトで気付きをもらい悩み事を解決する糸口をもって帰ってもらったり、

といったような。

自分のブレスプレゼントクラスを通じて、自分に関わる人たちが自身の中にある力に気づき、それが自身を癒し、楽になることで、その人の周りの人達にいい影響を及ぼして、水面に落とした小石が水紋を広げるように、皆が生きやすくなる場所を増やしたい。

たとえ少しでも孤独と忙しさに胸を締め付けられる人が減り、子育てに悲鳴を上げているお母さんやお父さん達が減り、少しでも虐待される子供たちが減る、少しでも老いゆく親達が前向きに生きれる、そして、そうなることでお互いを大切にする社会が生まれる。

それが各人のやりたい事、叶えたい事の実現につながる。

そういう最初のきっかけになりたい。

また、外国人にもこの日本で生まれた素晴らしいツールである「呼吸法」を伝えて、日本だけでなく世界の人にも発信していきたい。

ブレスプレゼントクラスに参加される方へのメッセージ

職場で、家庭で、

「こんなに頑張っているのに、どうしてうまくいかないの?」

「なぜ自分だけ?」

「だれか分かって欲しい!」

そんな言葉を飲み込んで、息が苦しくなっていませんか?

愚痴を言ったり聞いたりの悪循環から脱出したいと思っていませんか?

他の人と比べて落ち込んだり、問題が次々とやってきて動けなくなってしまってはいませんか?

助けて欲しくてもそう声に出せなくなっていませんか?

少なくとも、以前の私はそうでした。

誰かが助けてくれるのを心のどこかで待っていました。

でも、この呼吸法に出会って、わかりました。

頑張り過ぎているあなたへ、その救世主は他の誰でもなく自分の中にいるのです。

普段無意識に行っている「呼吸」、これを意識することであなたの救世主に変わります。

自分で自分をコントロールできること、自分自身でいたわる事、ブレスアウトで気付く事、今この時を大切に生きることが出来る呼吸法クラスが始まります。

このクラスの呼吸法では、道具も特別な場所も必要ありません。

悩みやプライベートを話す必要もありませんし、批判やアドバイスをされることもなく、安心して頭と心をスッキリしていただけるクラスです。

なぜなら「答え」は自分の中にある。

一人ではそれを見つける事は難しいかもしれません。

でもこの「呼吸法クラス」と、そこに集う仲間を通して沢山のプレゼントを受け取る事でわかります。

中国の古いことわざで、When the student is ready, the teacher will appear. (生徒に準備が出来た時に師が現れる)とあります。

ずっと頑張ってきたあなただからこそ「呼吸法」との出会いがプレゼントされているのです。

「呼吸法」があなたの救世主となり味方となり、周りの人達も幸せにする、そして、あなたもまた周りの人にそのプレゼントを渡すことができます。

さあ、まずはプレゼントを受け取りに来られませんか?


開催クラス

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